父の容態
2019.08.14
大型台風が近づいているので気圧の関係で父の容態に異変があるのではと不安になり昨日は早めに行きました。
入居してから1週間単位で下降線
もともとお粥は嫌いだけど現役のころから病院食が大嫌い それをお粥とミキサー食食べはずがありません。
ちょっと食べてもういい それが1か月半前のこと、
それでも少しでも口からと私もヘルパーさんも看護婦さんも進めるが容器を振り払う勢いの拒否
私が思うに何が嫌なのかと言えば、口の中が汚くなること。
先月までは歯磨きもどうにかやっていたがブクブクが出来なくなって、 歯医者さんのように水分を吸いながら磨いてくれるのもあるんだけど、それも拒否
1日の栄養が取れるどろんとした栄養ドリンクだけになりました。
それもどろんとなっているので(味は甘くバニラ味)飲んだ後は口の中が糖分が残り歯や舌にこびりつくような感。
それを機嫌のいいときに歯ブラシで取ったりしていた。
父は自宅にいるときはずっとアクエリアスカロリーゼロを飲んでいたので その方がさっぱりして飲みやすいと両方出すようにしていた。
やっぱりさっぱりして飲みやすそうで今はそればかり飲んでいる
一度に25CCほど、 それでも1日に換算すれば100cc
人間の1日の最低水分補給量250ccには程遠いです それも仕方ないこと。
治る病気でもないのに、親の最後を書いていいのかと思うのだが、支障のない程度に記す
週に一度在宅医が来てくれる
うちは拒否が多く、血圧測るにもやめろーーーと手を振り上げてベッドの柵に腕や手をがっつり握りしめ人に対して抵抗するので 手と腕が真っ赤に内出血
もともと皮膚が弱く 年齢的にも皮しかないので掻いたりすると皮膚が破けて血が出る
絆創膏を貼ると痒いのではがそうとする うまく剥がれないとまた皮膚の再生が遅れるを繰り返し、先生からの指示で塗り薬が出る
先生からいつもなら「大丈夫だよ」と私にも言うのに 先週は言わなかった
こりゃその時が来たなと 別室に呼ばれて話を聞く
もって今月いっぱいかなあ・・・もう点滴も入らないし家族も望んでいないので止めてあとは自力で水分を飲ませて様子見ながらの時です。
でもまだ完全な看取りの段階ではないけど、心臓音がかなり小さくなっているので、明日かもしれないし来週かもしれないし、でもかなり将軍様は体力がもともとあり丈夫な体のようなので 普通ならもう逝ってるけど頑張ってますよ
この時間を家族で大切に見守ってあげましょう のお言葉
先週出来てたことが今週にはできなくなってるのは見ていてもわかる
先々週は行ったとき、帰るとき、声をかけるとよッと手を上げて合図をする
水分飲む?と聞くとうんと言って口を開けるしぐさをしていたのに先週からしなくなった
ウトウト寝てるときもあれば 目を開けてるときもある。
体の向きを変えようと柵に掴まって自分で動こうとするときもある。でも自分ではできない
足も延ばしたり折ったり落ち着きのない時もある。 まだシャワー浴も出来ておしもは自分で洗おうとする。
でも先週よりは明らかに衰えたなあと感じている
昨日、行ったら案の定寝ている が何となく目を開け声をかけるとまた目を閉じる
苦しそうに肩で息をしているので酸素を口の傍に当てると収まる の繰り返し
一昨日あたりから 30秒ほど無呼吸になることが多くなった そしてまた息をハーハー
よく太った人やいびきの酷い人が寝ているときに無呼吸になる感じ 自宅でもたまになっていたがその弱い程度のものが頻繁になった
ダーの声掛けには優しい顔をしてちょこっと頷いたりするが、私の問いかけには無視( *´艸`)
「また明日来るからね 待っててね」と言っても薄く目を開けるだけ
肩をすりすりしたり 頭をなでると 触るなモードで手で払いのけようとする
娘としてはちょっと寂しい。
もっと甘えてほしいし、私も甘えたい でも昔同様、俺には構うなモード
先生のお話の時、看護婦さんも同席して 一番の願いは最後の瞬間に立ち会えればもうそれで充分ですと話したが 息が荒くなったりもうその時が近づいたら部屋に泊まってもいいし、それはわかるから知らせます
ただ ちょこちょこ見てはいますがずーーと張り付いているわけではないので、一瞬の時に無呼吸のまま逝くこともあります との話。
そりゃそうだわね。 危ないと連絡きてすぐに行っても間に合わないこともある
願わくば 私がいる時に逝ってほしい 願いはそれだけです
ただ なんとなく 誰も気が付かないままふとした時に逝ってしまいそうで、今はそうなっても仕方ない 苦しまなければそれでいいと 私が覚悟を決めている時です。
自宅に戻る準備はできた。
ずーーと帰りたかったであろう自宅に戻り 自分の布団でしばし休んで見送ってやりたい
その時が近づいてきました。
性格がそっくりで衝突することが多く、父の介護面でもかなり大変な時があったけど、そこはやっぱり親子
そんなことはすべて吹っ飛んで、子として親を見送るのを私も精いっぱい努めようと思う
誰でも一度は通る道
私も父も そしてダーも 頑張っています