中高年のスキー
スキーはこの歳じゃ もう無理
 って思っていませんか
若かりし頃 仲間とスキーに行った方もいるでしょう。
そりゃー 20代 30代の方々の様に超スピードで滑ったり、
上村愛子ちゃんみたいに両足広げてコブをボコボコ越えたりしてみたい?
 それは無理ちゃいまっか〜
 危険ですから止めましょうねえ〜


自然を堪能し、基礎を学びながら滑ることができますよ

NHK趣味講座「ベストスキー」でもおなじみの平沢文雄先生は
中高年のスキーを推進しております

でも寒くてねえ〜 って思ってるでしょ〜〜〜
かとぺーは3歳頃からスキーを始めてといっても家族行ったり授業で学ぶ程度ですが
(今考えればもっと真面目にやっていればオリンピックにでれたかしら:無理ムリ)
 昔のスキー場は寒かった。

休憩所のストーブの周りに集まって手袋を椅子に引っかけて乾かしたり・・・
厚着にしても寒かった
なんと言ってもトイレが汚かった
寒い・臭い・汚い の3Kでした
子供ながら行くのが嫌でした

今は暖房付き洋式トイレ 設備も整っています。
ウェアも通気性がよく温かいです
滑らなくても雪遊びのつもりでまずはスキー場へ行ってみよう


かとぺーは指導員の資格があるわけではありません。
ただ単にスキーが好きなだけです。
単なる素人です すんません

そんなこと言ったって・・・って思っている貴方
読むだけ読んでみましょう ここまで来たんだから ネッ

昔と現在のスキーいろいろを比較してみました
でも素人ですから難しいことわかりません
 昔(30年ぐらい前) 用具 現在
皮でできていて紐を結ぶタイプ
これで転んだら骨折も珍しいことではありませんでした
スキー靴 骨折はほとんどなく今は膝の怪我が多い
初心者はリアーエントリーといわれる簡単にはける靴もあります

かとぺーはラング「L10 BANSHEE ZC」
身長+20p 2m以上なんていうのもあった
靴のかかとに金具を引っかけて前の金具をバッタンとつけるもの (それ以前の物は知らないよ)
夜行列車に乗せるために上野駅はごった返し列車の荷物乗せの下に引っかけぶら下げた
身長程度(カービングタイプ)
靴をビンディングにはめ込むだけ
車以外は今や宅急便で届けられるので身軽で行ける

かとぺーはロシニョール 「T-POWER OBRA S」
ヤッケが流行っていた事もあったなあ
下はスレンダーで足に引っかけるタイプ
数年間は流行ったけど今はほとんど見ないなあ
ウェア 通気性がよく暖かで軽い
ゆったり目にできていて身動きも楽 ベストがついているウェアもありおしゃれ

かとぺーはゴールドウィン
サンタクロスーが喜びそうな分厚い毛で編んである 靴下 スポーツタイプのハイソックス
かとぺーは足裏感覚がわかるようにほんとに薄い綿の靴下
ほとんど変わらなかったけど上にボンボリつけて尖ってた 雪国では未だ見る形 帽子 いろんな色・形でおしゃれなのがでてます
温かいし安全・保護の意味でもかぶりましょう
 昔は覚えていない 小さい頃は毛糸の手袋
落とさないように紐がついている。
 すぐ冷たくしみてきて手首に雪が・・・つめた〜い
グローブ 素材がよくなりほとんどしみてくる事はない
手首の部分も長くなっており雪が入る事もなし
ただし汗をかくと中がだめになってくる
かとぺーは「ロイッシュ」
ハイネックのきついアンダー しかも白色
首の部分にマークがついているのがおしゃれだった
アンダー
ウェア
ゆったり目でフリースのがいい
かぶりだけどファスナーがついていて調節できる。

肌着の下に1枚タオルを入れておくと汗を吸い取ってくれます
スキーをやるやらないは別として 雪と遊ぶ それだけでもいいじゃありませんか
新幹線もあります。
宅急便で荷物も運べるので身軽に行けます
あっという間に雪国ですよ。
お子さん・お孫さん、もちろんご夫婦で 一緒にとにかく行ってみましょう  

飽きたら休憩所で昔懐かしい お汁粉なんか食べてみたり
帰りは温泉で疲れを取ったり 
いつもと違う時間を過ごしてみましょう


ちょっと行ってみようかしら と思った貴方は・・・

若い時にずいぶん滑ったからといって
勝手に滑って怪我をしてスキーが大嫌いになるより
基礎を学んでスキー大好きになったほうがいいですよね。


@ まず、怪我をしないためにも健康のためにも ストレッチをしてみよう
・歩いて体力をつける
・体をほぐして膝を柔らかくしましょう

 日々のトレーニングも大切なことです


まずは板を付けて歩いてみよう


これが案外 歩けないものです。
板をはめて前へ進もうと頭ではわかっていても
体はへっぴり腰で後ろに重心がかかります
板は前へ 体は後ろへ ドッテン イテテテ なんてことも
体が後ろに行けば行くほど板は前へ前へ・・・
体を前へ持っていく努力をしましょう。
靴のべらが自分の弁慶の泣き所の部分に当たるくらいです

もうこれでへっぴり腰 だなんて言わせません。
そこでちょこんとジャンプしてみてください。
ジャンプができていればちゃんと板の中心に乗っていると言う事です
後ろに転んだら まだ重心が後ろにあるという事ですよ。

がんばって もう一度



A まずはスクールに入ってみよう
注意:見栄を張らずにクラスを選ぼう 
シニアの場合は一言添えて


経験のある方もない方も、まずはスクールに入ってみましょう 
無理や怪我をしないためにも
・受付を済ませ、10分くらい前には集合場所にいた方がいいです(トイレは早めに)

・クラスに分かれて準備体操 あとは先生に任せて
check point 1
  スクールの先生は初心者の方には優しいです。ある程度レベルが上がるときびしー
  最初はじろじろ見られます。 上から下まで
  これは道具等でレベルを見極める為だと思います
  いやだなあー感じ悪い とか 自分に気があるの?
  なんていううぬぼれは止めてくださいね。
  そんな事してたら先生達は身が持ちません
  とても美しく女優クラスの方ならまた話は別ですが・・・
  ほとんどの場合ゴーグルをしているので顔はわからないでしょう
  かとぺーもスクールに入るとじろじろ見られます
  道具はいいけど実力は?? って思われてるのかな いいのです。堂々とみてくれー
check point 2
  怪我、無理のある場合、わからない時はわかるまではっきり言いましょう 聞きましょう
  せっかく遠くから来たんですから、実りのあるものにしたいです
  スクールで実力発揮できなくて必ず得るものはあります。
  その後、練習した時に「あ!そうだ」と思う事が必ずあるはずです。
  それが上達のこつです。(自分に言い聞かせてる)
転び方のコツ  
これでスキーを嫌いになる人も多いはず
力ばっかり入って疲れて筋肉痛は嫌ですね


平坦な場合 
板と板の間にお尻を入れて転んだ場合 起き上がるのは大変です。
起き上がろうとすればするほどドツボにはまって起きられない

どちらかにお尻を移動させましょう。
板が2本そろっていれば案外簡単に起きあがれるものです。
反動とストックを利用して


斜度のある場合
  板と板の間にお尻が来た場合 これやっかいです。

板はドンドン前に進みます。斜度があるだけに危険です。
転びそうだと思ったら 山側に 体ごと倒しましょう

谷側だと滑り落ちてしまうので気をつけてね  
絶対山側です。
山側に倒れたら起き上がるのは案外簡単です 
その反動で今度は谷側に落ちたって言う事もありますけど、
そんなにすごい斜度は実力と相談して




ちょこっとうまく見えるコツ

これは癖がつくのでどうかと思うけど 
初心者とは思われたくない見栄っ張りの人はご参考までに
まず イメージしてください。
漬け物石を持ち上げるような気持ち といったらいいでしょうか。
椅子に座るイメージはよくないです 後ろに重心がかかります
あくまでも前に漬け物石の大きいのがあって、それを持ち上げるイメージです
お腹を蹴られて痛テテテとお腹のあたりを押さえている感じ

さあ、 どうでしょう。
膝も股関節も曲がって、重心が前に来てますか?



これだけは守ろう

@ 準備体操は必ずする事

A 初心者の方のリフト利用の場合は、慣れている人といっしょに
リフトにいる係員に言えば速度を遅くしてくれます
降りる時も手を挙げて合図しましょう

お疲れさまでした。
慣れてしまえば力なんか必要ありません。筋肉痛もありません。
でも初心者の方は肩に足に力が入り2〜3日は痛いかも
スキーの後はゆっくり温泉に入って揉みほぐしてくださいね

最初に申し上げたように、かとぺーはたんなる素人です。
間違った事言ってるかもしれません。
 かとぺーが言ったとおりしたら怪我をした・入院をしたと言われても
責任はとれません あしからず・・・

平沢文雄先生の講習が受けられる講座もあります
特に「ひらけん情報」の”健康とスキーのすすめ”がおすすめです
平沢先生のビデオは後ろから撮っている物もあり大変初心者でもわかりやすいです
是非こちらにアクセスしてみてください 



かとぺーももうそろそろ中高年と言われるお年頃
数年に一回とか検定とか いろんなスキーがあるけれど、
楽しみながら自然を満喫しながら滑っていければいいと思っています

三浦雄一郎さんのお父様は98歳で現役スキーヤーです
かとぺーもまだまだがんばるぞ〜